涼子(母):「だいたい人ってのは自分と違う生き方をする人に、慣れるまで時間がかかんのヨ。でも粘ってると、それも、あたりまえなんだって思うときがくるはずヨ。粘っている間は情熱が守ってくれるから大丈夫!!」
ルミ(娘):「情熱?情熱ってどんな・・?」
涼子(母):「愛する家族や大切な自分のために一生懸命生きること。生きることそのものが情熱よ!」
―――――――――――――――――――
◆ルミマヤ姉妹がかわいい(*´∇`*)
ローマと日本をつなぐお風呂の話、「テルマエ・ロマエ」は、本当に一大ブームになりましたよね~^^今度、映画でパート2もやるし。
その作者、ヤマザキマリさんの作品は、他にもいいものがいっぱいありますね。
私が特に好きなのが、このかわいい「ルミマヤ姉妹シリーズ」です。
「ルミとマヤとその周辺」は、昭和の北海道を舞台にした2人の姉妹の話。
この妹マヤが、めちゃくちゃかわいいんです~。。本当に妹気質というか、どうしようもなくて目が離せない感じで・・(*´∇`*)♪
ほんわかあったかくて、少し切ない話が多いです。
++++++++++++++++++++++++++++++
◆続編「涼子さんの言うことには」
そして、当記事の冒頭で紹介した作品は、ルミマヤシリーズの続編、「涼子さんの言うことには」です。
こちらはお姉ちゃんのルミにスポットが当たっています。お姉ちゃんのルミが中学生になって、ヨーロッパに一人旅に行くという話です。
それに出てくるルミとマヤの2人のお母さんが涼子さん。バイオリニストでとてもステキな人です。一見ほんわか柔らかそうに見えて、とても芯の強い女性です。
女手一つで、ルミとマヤを一人で育てて周りからいろいろ言われますが、それに負けない強さがあり、娘への愛、バイオリンや音楽への情熱を持っている人です。
(確か作者ヤマザキマリさんのお母さんがモデルだったかな?でも実際のお母さんは、もっとパワフルな人だったらしい^^;)
ルミとマヤが活躍するところは、ちょっとほろ苦くてあたたかい、ひだまりのような暖かさ。
そして涼子さんの出てくる場面は、その名の通り、涼やかな風が吹きます。
ここまで情熱をささげられるとものに出会えて、うらやましくも思えます。
やわらかくて、そして強い女性。んー憧れるな~(*´ω`*)